名うてのバイプレイヤー

「冷蔵庫」食品の冷却や貯蔵のために使用される、内部を低温に保つ装置を施した箱。

ひとり暮らし、夫婦、大家族、またどこの飲食店にもきっとひとつは置かれている事でしょう。

その中で暮らしている野菜達は、人の知らないところでヒソヒソと会話を楽しんでいるかも。今日はどんな会話をしているのでしょうか。

ショウガ「そういえばミョウガを食べすぎると馬鹿になるって聞いたことがあるんだけど本当かい?」

ミョウガ「そんなことあるわけないじゃない。昔からそう言われちゃってるけどそんなの失礼よ」

どうやら花も茎も香味野菜として親しまれるお野菜達の会話のようです。

ショウガ「それじゃ、どうしてそんなこと言われているの?」

ミョウガ「昔、釈迦のお弟子さんの『周梨槃特』って人が自分の名前を忘れてしまうほどにお馬鹿だったらしいのよ。そんな彼のお墓に生えていた草がみょうがで、名前を荷ってなくなっていった彼にちなんで『茗荷』って名付けられたからよ」

ショウガ「なるほどね!とても赤くきれいで香りもいいのに食べたら馬鹿になってしまうなんてもったいないと思っていたんだ」

ミョウガ「あらありがとう。でも私はショウガさんが羨ましい」

ショウガ「どうしてだい?」

ミョウガ「生姜は肉や魚の消臭効果だったり、お寿司のお供(ガリ)になったり、時には飲み物にもなっているじゃない。とても多彩で羨ましくなっちゃう」

ショウガ「いや、見た目が美しいのはミョウガさんの魅力だよ。だからこそ手間をかけなくてもそのまま美しく料理を彩り、香りで人を楽しませることが出来るんだ」

同じ香味野菜でも、役割が違うからこそ幅広くいろんな方法で慕われているのかもしれませんね。

香味野菜とは、料理を引き立てるために添えられる野菜のことです。引き立て方は様々で、香味野菜がなくてもその料理がきちんとした一品として成り立つ場合もあれば、肉の臭みを取るのに香味野菜が加わることで初めて料理として完成することもあります。

一つ一つが特徴のある野菜達ですが、複数の香味野菜を同時に使っても調理の仕方や組み合わせによっては、ケンカすることなくとても美味しい仕上がりとなります。

例えば混ぜご飯なんていかがでしょう。

炊き込まなくても、炊き上がっている白いお米に刻んだミョウガ、生姜、大葉と一緒にさんまの蒲焼などお好みで混ぜてみると、とても香りの良く、夏にぴったりに仕上がりますよ。

そこに刻みネギや山椒を足してみてもいいですね。

ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

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